
整形外科
整形外科
など
腰痛は、ある程度の年齢になれば、ご経験のあるかたも多いと思います。
一口に腰痛といっても、その原因はさまざまです。もっとも頻度が高いのは、骨と骨との間にあってクッションの役割をしている椎間板や関節が、老化現象により劣化して起こるものです。腰痛に太ももやふくらはぎの痛みを伴う腰椎椎間板ヘルニア、普段安静にしているときは何も症状がないのに、歩いていると腰痛やふくらはぎの痛みが出現する脊柱管狭窄症などが代表的です。
上記以外にも、骨が弱くなっておこる骨粗しょう症、ばい菌が腰の骨についておきる化膿性脊椎炎、癌などの骨への転移のこともありますし、内科的疾患や泌尿器科的疾患が原因でおきるものもあります。
変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨がすり減って膝の痛みを起こす疾患です。
初期には、椅子からの立ち上がりなど、動作開始時に起きる膝痛ですが、続いて正座ができなくなり、階段の昇り降りで痛みを感じるようになってきます。
さらには、膝に水がたまったり、O脚が悪化し、平らなところを歩いても痛みが出現するようになることもあります。
エックス線を用いて腕の骨で計測します(X線二重光子吸収法という方法です)。検査そのものは15秒ほどで終わります。
骨粗鬆症の疑いのある方(基礎疾患をお持ちの方・50歳以上の男性・閉経後の女性等)に対し、保険が適応できます。そうでない方は保険適応になりません。
(自費で行うことは可能です。)
骨粗鬆症に対してお薬を開始するかどうかなどについては、腰椎のレントゲン検査や血液検査、尿検査が必要な場合があります。詳しくは外来診察の時に医師にご確認ください。